野田財務副大臣:機動的、適切な措置だった-日銀の追加緩和

野田佳彦財務副大臣は18日午後の 定例会見で、日銀の追加緩和について「デフレ克服に向けて日銀は緩 和的な金融環境を維持すると表明されてきた。その考えを踏まえた機 動的、適切な措置だったと受け止めている」と評価した。

その上で「改善に向けた動きを強めようという実効性も含めた判 断だ。期待インフレ率に向けた働き掛けでもあった。基本的には歓迎 したい」と述べるとともに、「今回の措置の影響を見ながら、引き続 き適切な対応をしていただきたい」との期待を表明した。

予算の早期成立がベスト-追加対策

また、政府のデフレ対策としては「2010年度予算を成立させて切 れ目なく執行することが第一だ」と言明。与党内で浮上している追加 経済対策の必要性については「景気全体は足元で見ると緩やかな回復 の傾向にあるが、一部雇用を含めて下振れ要因もある。常に経済動向 を注視し、場合によっては機動的、適切に対応する必要はある」とし ながらも、来年度予算の早期成立が「今はベストだ」と語った。

政策金融見直しに着手へ

一方で、国際協力銀行の日本政策金融公庫からの分離を含めた政 策金融の見直し論については「1つの検討課題だが、今の段階で分離 するとか、しないとか、定まったことを言える状況ではない」と指摘。 「いずれにしても国際協力銀行だけでなく、政策金融の在り方全体を 見直す時期が来る。その段階で全般的な議論をすべきだ」と述べ、今 月中に予定される10年度予算成立後に着手する見通しを示した。

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