シャピロ米SEC委員長:リーマン監督上の「不備」認める-公聴会

米証券取引委員会(SEC)の シャピロ委員長は、経営破たんしたリーマン・ブラザーズ・ホールデ ィングに対するSECの監督に「ひどい不備」があったと認めた。11 日に公表された破産裁判所の審査官の報告書で、SECはリーマンに よる流動性の過大評価をやめさせようとしなかったことが判明したこ とを受け、議会で証言した。

同委員長は17日に開催された米下院金融委員会の議会証言で、 SECの検査の目的はウォール街にある大手投資銀行の健全性の監視 にあったとした上で、SECの監督業務の執行などに「ひどい不備」 があったと述べた。また、監督業務の執行と情報開示に対する意識と いう点からみて、「われわれの姿勢は不適切だった」と語った。

裁判所が審査官に指名したアントン・バルカス氏は、リーマン破 たんから1年半が経過したのを受け今月11日に2200ページの報告書 を提出した。同報告書をきっかけに、リーマン破たんが世界的な金融 危機を招く以前に規制当局が認識すべきだった点となすべきだった点 をめぐる議論が再燃。下院金融委員会は17日、議員らが規制当局の 担当者に質問できるように公聴会を開催をすると発表した。

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