米クラフト:北米ブランド対象に塩分10%カットへ-12年までに

食品メーカーの米クラフト・フー ズは、食肉の「オスカーメイヤー」やチーズの「ベルビータ」などの 北米ブランドを対象に、向こう2年間でナトリウムを平均10%削減 し、塩分をカットする計画だ。

これより先に、同業の米キャンベル・スープやコナグラ・フーズ も同様の措置に乗り出していた。クラフトの広報担当者、スーザン・ デイビソン氏は17日の電話取材で、同社が1000余りの製品の塩分 カットに取り組むことを明らかにした。

クラフトのヘルス・アンド・ウエルネス部門のロンダ・ジョーダ ン社長は発表資料で、「適切に行われれば、消費者にとって良いこと で、事業にとってもプラスだ」と指摘。「ナトリウム摂取量を気にす る消費者は増えており、塩分摂取削減を消費者が実行に移すのを支援 したいと考えている」と説明した。

米疾病管理予防センター(CDCP)のディレクター、トーマス・ フリーデン氏は今月発表された医学誌の論説で、食品業界が加工食品 に含まれる塩分量を自主的に減らさなければ、米政府による制限に直 面する可能性があると指摘。同誌に掲載された米スタンフォード大学 の研究結果によれば、米成人の1日当たりのナトリウム消費量は 3900ミリグラムと、政府指針が推奨する最大値の2倍を超える水準 となっている。

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