【テクニカル分析】原油先物相場、次の目標は88ドル-豪銀NAB

ナショナル・オーストラリア銀行 (NAB)のチャート分析によると、原油相場は上値抵抗線である1バ レル=83ドルを上回ることができれば、次の目標は88ドルの見通し。

17日の終値は82.93ドルで、1月に付けた1年2カ月ぶりの高値 に25セント及ばなかった。NABのテクニカルアナリスト、ゴード ン・マニング氏(シドニー在勤)は、この上値抵抗線を抜けると現在の 上昇の勢いが強まるとみている。

マニング氏は18日の電話インタビューで、「上昇する可能性の方 がはるかに大きい。実際に抜けると、少なくとも88ドルまでは上昇す るだろう。この水準がわたしの最初の目標だ」と述べた。

17日の原油相場は続伸。米エネルギー省が発表した燃料在庫が減 少したことを好感した。石油輸出国機構(OPEC)は生産目標を引き 上げることに反対した。原油先物の年初来の上昇率は4%。

原油相場は今月上昇している。続伸は2営業日にとどまるが、マニ ング氏によると、「下値でかなり堅い」証拠という。同氏は3日、83 ドルを超えるとの予想を示し、的中させた。

マニング氏は「昨年11月から横ばい相場が続いているということ もできるが、わたしに言わせればちょっと一服して上向いている。上昇 に向けしっかりとした形で上抜けていないが、今週末までにははっきり するだろう」と語った。

原油が最後に88ドルを付けたのは2008年10月9日。この水準 は同年7月に付けた過去最高値147ドルから12月の33ドル割れまで の下落のほぼ中間に当たる。

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