中国の銀行財務は不良債権が増えても十分に健全-S&P

米格付け会社スタンダード・アン ド・プアーズ(S&P)は、中国の銀行の財務状況について、融資の 伸びが過去最大となり、それに伴って不良債権が増大する中にあって も、利益圧迫に耐え得るだけの健全さを備えているとの見解を示した。

S&Pは18日付リポートで、中国の今年の融資は20%増加する との見通しを示した。09年の伸び率は30%だった。一方で、向こう2 年間の融資の伸びに占める不良債権の割合は10%未満にとどまると 予想した。

S&Pのクレジットアナリスト、曾怡景氏はリポートで、「不良債 権や他の問題債権が急増する恐れは、今後5年間の中国銀行業界にと って最大の課題となるだろう」としながらも、「同業界は引き続き十分 に高い収益性と妥当な不良債権比率、および不良債権を管理可能な水 準にとどめるだけの適切な資本を維持するだろう」と指摘した。

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