2月の米CPIは伸び鈍化か、ガソリン安や家賃伸び悩みで-調査

米労働省が18日に発表する2月 の消費者物価指数(CPI)は、前月から伸びが鈍化したようだ。ガソ リン価格の下落や賃貸市場の低迷で上昇が抑えられたとエコノミストは みている。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト79人を対象に実施した 調査の中央値では、CPIは前月比0.1%上昇と見込まれる。1月は 同0.2%上昇だった。エネルギーと食料品を除いたコア指数は同0.1% 上昇(76人の予想中央値)。1月は同0.1%低下と、1982年以降初め てのマイナスだった。

小売り最大手、米ウォルマート・ストアーズなどは売り上げ拡大に 向け、引き続き値引き販売に注力している。消費者が約10%と高い失 業率や差し押さえ件数の増加に直面していることが背景にある。米連邦 準備制度理事会(FRB)は持続的な経済成長のために政策金利をゼロ 近辺に「長期間」維持することを確認したが、インフレ懸念が台頭して いないのが理由の一つだ。

クレディ・スイスのエコノミスト、ジョナサン・バジーレ氏(ニ ューヨーク在勤)は「物価の指標は落ち着いている」と述べ、「そのこ とがFRBの文言に反映されている。需要に対する各社の懸念が根強い 中、原価上昇分をそのまま転嫁しづらい」と指摘した。

CPIは労働省が午前8時半(ワシントン時間)に発表する。ブル ームバーグ調査での予想レンジは前月比0.2%低下-0.3%上昇。

前年同月比では2.3%上昇(41人の予想中央値)と、1月(同

2.6%上昇)から上昇率が小さくなりそうだ。コア指数も同1.4%上昇 (39人の予想中央値)と、上昇率は過去6カ月間で最小。

労働省が同時刻に発表する13日終了週の新規失業保険申請件数は 45万5000件(46人の予想中央値)と、過去2カ月で最も少なかった とみられる。前週は46万2000件だった。

フィラデルフィア連銀が午前10時に発表する3月の同地区製造業 景況指数は18.0(59人の予想中央値)への上昇が見込まれている。前 月は17.6と、伸びの加速が予想される。

米民間調査機関コンファレンス・ボードが午前10時に発表する2 月の景気先行指標総合指数(LEI)は0.1%上昇(56人の予想中央 値)と11カ月連続の上昇が見込まれる。11カ月連続上昇は2003-04 年以来初めて。

To contact the reporter on this story: Carlos Torres in Washington at ctorres2@bloomberg.net

To contact the editor responsible for this story: Christopher Wellisz at cwellisz@bloomberg.net

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