カカクコム株続伸、課金収入伸び今期業績上振れ観測-食べログ好調も

インターネット上で国内最大級の 価格比較サービスを提供するカカクコムの株価が続伸。サイトに価格情 報を載せる企業からの課金収入が伸び、今期(2010年3月期)業績が 会社側予想を上回りそう、と一部報道で伝わった。収益の上振れ期待か ら前日比2.8%高の35万円まで上げ、25日移動平均線(34万7000円) を約1週間ぶりに回復した。

18日付の日本経済新聞朝刊によると、今期の連結営業利益は従来 予想を3億円程度上回り、前期比41%増の55億円前後になる公算が大 きい。割安な商品を求めて主力の価格比較サイトを利用する消費者が増 加、課金収入が想定を上回るほか、グルメサイト「食べログ」も利用者 が増えており、バナー広告などの収入も伸びる見通しと伝えている。

東海東京調査センターの鈴木明シニアアナリストは、足元の業績の 好調に加え、「来期(11年3月期)も3割程度の営業利益成長が見込 めることを考慮すれば、株価の上値余地は大きい」と話す。

来期には、クリック課金の単価を3月から引き上げたことによる収 益押し上げ効果が通期で表れるほか、「食べログの契約店舗拡大と利用 者増加に伴う収益寄与も本格化する」と同氏はみる。クリック課金とは 価格比較サイトの掲載店への利用者誘導時に受け取る収入を指す。

同センターでは来期連結EPS(1株当たり純利益)を1万4720 円と予想しており、過去の平均的なPER(株価収益率)29倍から算 出した40万円台前半を株価の上値めどとしている。

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