北朝鮮が労働党幹部を処刑-昨年のデノミに伴う混乱理由(Update1)

北朝鮮は昨年のデノミで国内に混 乱をもたらしたとして、北朝鮮労働党の元財政責任者を処刑した。韓 国の聯合ニュースなどのメディアが報じた。

聯合ニュースによれば、今年に入って解任された朴南基(パク・ ナムギ)前朝鮮労働党財政計画部長が、故意に同国経済に打撃を与え たとして平壌で先週銃殺刑となった。関係者の話として伝えた。関係 者の身元は明らかにしていない。北朝鮮から逃れた人々、いわゆる脱 北者がソウルで運営しているラジオ局、自由北朝鮮放送は17日、北朝 鮮で処刑のうわさが広がっていると報じた。

韓国のシンクタンク、世宗研究所の南北関係担当ディレクター、 白鶴淳(ペク・ハクスン)氏は、「北朝鮮では国の隅々まで不満が広が り、責任を負わせるための政治的なスケープゴートが必要だった」と 指摘、「処刑は当初は民衆をなだめるかもしれないが、より重要なこと は政府が最終的に物品不足を解消できるかどうかだ」と述べた。

聯合ニュースは、前部長が党の会合で批判を受けた後、1月半ば に拘束されたと報じていた。韓国統一省は、前部長の処刑も解任も確 認できないとしている。

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