ヘッジファンド規制、英国による先送りは重大でない-欧州議会議員

ヘッジファンドやプライ ベートエクイティ(PE、未公開株)規制は、ブラウン英首相 が求めた先送りによって重大な打撃は受けていない。規制法案 を起草したフランスの欧州議会議員が指摘した。

ダーリング英財務相は規制法が金融サービス分野でのロン ドンのシティーの優位性を損ないかねないと指摘しており、欧 州連合(EU)財務相会合は今週、規制法案の最終的な文言で 合意する計画を先送りした。欧州議会のジャンポール・ゴーズ 議員は17日、こうした動きは同議会審議の工程表を変えるもの ではないと述べた。

ゴーズ議員は「英首相は総選挙が迫るなかで、EU財務相 会合でこのような決定を下してもらいたくないのではないか」 と述べた。英総選挙は6月3日までに実施される。

今回の法案は、EU域外のファンドが域内の投資家を勧誘 したい場合、賞与やレバレッジの規制の順守が求められる内容。 英国は欧州のヘッジファンドの約8割、プライベートエクイテ ィ(PE、未公開株)投資会社の6割の拠点で、欧州での取引 に関心がある域外のファンドの中心地でもある。

ゴーズ議員は「われわれが決定を下す前に、閣僚が立場を 表明するのを断じて待つべきではない」と述べた上で、EU域 外のファンドについては「政治問題であることを承知している」 と述べた。

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