1-3月期大企業景況判断は2期連続マイナス-法人景気予測

今年1-3月期の国内企業の景況 判断は大企業・全産業ベースで2四半期連続のマイナスとなった。日 本経済は全体にアジア向け主導の輸出回復を背景に改善しつつあるも のの、企業ベースでみると業況は依然厳しい状況が続いている。

財務省と内閣府が18日発表した1-3月期の法人企業景気予測 調査によると、大企業・全産業の自社の景況判断指数(BSI)はマ イナス2.4(前期はマイナス1.9)となった。BSIは、前期と比べた 景況を「上昇」「不変」「下降」「不明」として企業が回答。「上昇」 から「下降」を引いた企業数の比率で景気の方向感を示す。

全産業の内訳では、製造業はプラス4.3(前期はプラス13.2)、非 製造業はマイナス6.3(前期はマイナス10.7)だった。

JPモルガン証券の中村美和子エコノミストは統計発表前のリポ ートで、「製造業主導の景気回復が続いていることは間違いない」と する一方で、「2009年の成長率を押し上げた財政支援策の効果が薄れ るため、今四半期の成長率は過去3四半期を下回る可能性が高い」と 指摘。日銀短観に先駆けて公表される同調査の結果に注目していた。

法人企業景気予測調査は、資本金1000万円以上の企業(金融・ 保険業など一部は1億円以上)を対象に年4回実施しており、今回 の調査時点は2月25日。回答法人数は1万1408社で、回収率79.7%。

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