米SLM、15億ドル相当を起債-金利は学資ローン上回る水準

米学資ローン最大手SLM(サリ ーメイ)は米債券市場で15億ドル(約1350億円)相当を起債した。 来年末までに期限を迎える約110億ドルの債券償還への取り組みに着 手するため、一部の融資先よりも高い金利を支払う。

ブルームバーグのデータによると、SLMが発行する債券(表面 利率8%、2020年償還)は利回りが8.25%になる水準に発行条件が決 まった。SLMのウェブサイトによると、2009年7月1日から10年 6月 30日までに実行される学資ローンの金利は固定で5.6%。

今年45億1000万ドル、11年に64億4000万ドル相当の債券が償 還期限を迎えるSLMは、無担保の債券市場へのアクセスを再び構築 しつつある。SLMは債券市場を再び利用しなければならない可能性 が高く、今回の債券発行は投資家の信頼感を高め、借り入れコストの 低下につながると、米ルーミス・セイレス・ボンド・ファンドで運用 を担当するマシュー・イーガン氏は指摘する。

イーガン氏は「SLMは現在、好循環にある」とした上で、「SL Mが債券市場で資金を調達できると投資家は判断する見通しで、SL Mは近く期限が到来する債券の借り換えで何の問題も抱えず、借り入 れコストを押し下げるだろう」と述べた。

SLMは08年6月に25億ドルの10年債を発行して以来、無担保 債券を発行していなかった。

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