米トウモロコシ先物:3週間で最大の上げ-需要が生産上回るとの見方

シカゴ商品取引所(CBOT) のトウモロコシ相場は過去3週間で最大の上昇率を示した。世界の 需要が生産を上回るとの観測が高まったことが要因。トウモロコシ は食糧や飼料、代替燃料の原料として利用される。

米ゴールドマン・サックス・グループは17日のリポートで、 トウモロコシ相場が1ブッシェル当たり4.75ドルと、シカゴ市場 の同日終値を27%上回る水準に上昇するとの見通しを示した。米 農務省のデータによると、昨年が記録的な豊作だったにもかかわら ず、世界の対消費在庫率は10月1日までに17.4%に低下すると予 想され、過去30年間の平均27.7%を下回る見込みだ。

アーチャー・フィナンシャル・サービシズ(シカゴ)の農業事 業担当ディレクター、グレッグ・グロー氏は「ゴールドマン・サッ クスの見通しをきっかけに、投資家や投機家から新たな買いが入っ た」と指摘。「トウモロコシ相場は例年、米国での生育期が始まる 前に上昇する」との見方を示した。同氏によると、南部での降雨に より作付けには既に遅れが出ている。

CBOTのトウモロコシ先物相場は前日比7.25セント(2%) 高の1ブッシェル当たり3.74ドルと、2月24日以降で最大の上昇 率を示した。

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