バーナンキ議長:リーマン簿外取引は「隠されていた」-下院で証言

バーナンキ米連邦準備制度 理事会(FRB)議長は破たんした米証券リーマン・ブラザー ズ・ホールディングスが2007年後半と08年に手掛けたレバレッ ジを実際より小さく見せるため簿外取引を利用したことについて、 FRBは気付かなかったと下院金融委員会で証言した。

バーナンキ議長はスコット・ギャレット下院議員(共和、ニ ュージャージー州)の質問に対し、簿外取引は「隠されていた」 と語り、FRBはリーマンをめぐる権限を持っていなかったとギ ャレット議員にくぎを刺した。

先週公表された米連邦破産裁判所の調査官報告書によると、 リーマンは簿外取引の利用によって財務状況に「重大な誤解を招 く恐れ」が生じた。

バーナンキ議長はリーマンの担当者が当時2人だけで、主な 仕事は「FRBの融資を確実に返済させること」だったと説明。 リーマンの簿外取引について「FRBは危機の最中にそれに目を 配る責任も余裕もなかった」と述べた。

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