ブラジル株:反落、OSXのIPO縮小が投資家のリスク志向後退示唆

17日のブラジル株式相場は反落。 造船・油田サービス会社のOSXブラジルが、同国では今年最大規 模となる新規株式公開(IPO)計画の規模を縮小したことに加え、 牛肉生産で世界最大手のJBSが増資計画を延期したことを受け、 投資家のリスク志向が後退している兆しが示唆された。

JBSは4.3%下落し、指標のボベスパ指数の構成銘柄の中で下 落率トップ。同国の資産家エイキ・バチスタ氏が経営する港湾運営 のLLXロジスティカや、鉄鉱石生産のMMXミネラソン・エ・メ タリコス、OGXペトロリオ・ガス・パルチシパソンエス、MPX エネルジアは軒並み安。同氏が経営権を持つOSXがIPOの規模 を最大で67%縮小したことが売りを誘った。

ボベスパ指数は前日比0.3%安の69723.24。一時は0.7%高ま で上昇していた。同指数構成銘柄のうち値下がりは37銘柄、値上 がりは22銘柄。BM&Fボベスパ小型株指数は同0.2%安の

1169.02。通貨レアルはほぼ変わらずの1ドル=1.7672レアル。

レメ・インベスチメントスで4000万ドル相当の運用に携わるジ ョアン・ペドロ・ブルガー氏は「OSXのIPO規模縮小がバチス タ氏の会社に重しとなっている」と指摘し、今はIPOに好い時期 ではないと見られることなどを理由に挙げた。同氏は加えて「全体 的にリスク回避のムードがある」とも述べた。

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