欧州債:独10年債、4日続伸-FOMCの超低金利継続を好感

欧州債市場ではドイツ10年債 相場が4営業日続伸。米連邦公開市場委員会(FOMC)が16日 に「長期にわたり」低金利を維持することをあらためて表明した。 これが、この日のドイツ債入札に対する意欲を高めるのに役立った。

独10年債利回りは1日以来の低水準を付けた。ドイツは17 日、41億ユーロ相当の国債を入札した。欧州連合(EU)の行政 執行機関である欧州委員会が、ドイツなどの一部諸国に対し財政再 建の目標を達成できなくなると警告したほか、フランスとスペイン、 アイルランドに財政赤字削減策の詳細の提出を求めたことも、ドイ ツ債への支援要因だった。

ウニクレディトの債券ストラテジスト、コーネリアス・パープ ス 氏(ミュンヘン在勤)は、「FOMC会合後の市場見通しは、各 国の中央銀行が年内に利上げしないというものだ」と述べ、「これ がドイツ債を支援した。入札結果も市場のセンチメントを支える一 因だった」と語った。

ロンドン時間午後4時29分現在、独10年債利回りは前日比 3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.11%。一 時は3.09%まで下げる場面もあった。同国債(表面利率3.25%、 2020 年1月償還)価格は0.23ポイント上げ101.15。独2年債 利回りは4bp低下の0.97%となった。

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