IMF専務理事:ソブリン債CDSリスクを重視せず-規模大きくない

国際通貨基金(IMF)のストロ スカーン専務理事は17日、ソブリン債クレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)の市場規模は社債CDS市場に比べて「それほど大 きくない」と述べ、あまり重視しない考えを示した。同理事はブリュ ッセルで開かれた欧州議会に出席、討議の中で規制の必要性について の質問に答えた。

一方、欧州連合(EU)のバルニエ欧州委員(域内市場・金融サ ービス担当)は同議会で、デリバティブ(金融派生商品)規制見直し の一環として、CDS規制案を提示する用意があることを明らかにし、 「欧州委はこうした分野の改革に取り組んでいく」と述べた。

ドイツのメルケル首相やフランスのサルコジ大統領ら欧州首脳は ソブリン債CDSの投機規制を強く求めている。投機的なソブリン債 CDS取引がギリシャの財政問題を悪化させたとする見方が多い。

今のところソブリン債CDSを禁止する世界的なコンセンサスは ない。米商品先物取引委員会(CFTC)のゲンスラー委員長は16日 の欧州議会で、同取引を禁止しても「それを取り締まるのは困難だ」 と述べた。

原題:Strauss-Kahn Downplays Sovereign CDS Risks as EU Promises Rules

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