ドイツ銀、JPモルガン、UBSなど起訴-デリバティブで

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ドイツ銀行とJPモルガン・チェ ース、UBS、ヒポ・レアルエステート・ホールディング傘下のデ プファ銀行は、ミラノ市へのデリバティブ(金融派生商品)販売に 絡み詐欺行為を働いたとして起訴された。

検察官のアルフレド・ロブレド氏が17日明らかにしたところに よると、シモーヌ・ルエルティ判事は5月6日に公判を設定した。 起訴されたのは4つの銀行に加え、バンカー11人と市の元当局者2 人。銀行は17億ユーロ(約2120億円)相当の借り入れの金利を調 整するスワップの販売で、市を欺いた罪に問われている。

検察は4銀行のロンドン支店がスワップ契約を含む資金調達パ ッケージでミラノ市を欺き、この取引で隠されていた手数料1億 100万ユーロを得たと主張している。

複数の弁護士によれば、イタリア全土で自治体や政府機関がデ リバティブ関連で被った被害は25億ユーロ規模に達する可能性があ り、銀行を対象とした捜査が進んでいる。

JPモルガンは自行の立場を「徹底的に」弁護するとのコメン トを出した。「この件にかかわった従業員は最高水準のプロ意識を もっており、その行動は完全に適正なものだ」と言明した。UBS は「裁判を通して犯罪的なたくらみはなかったことを明らかにでき ると確信している」とし、ドイツ銀行は同行の潔白と従業員が誠実 に行動したことが証明されるだろうと表明した。ヒポ・レアルエス テートはデプファ銀行または同社の従業員が「法律や規制を犯した 事実はない」と言明した。

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