3月英中銀議事録:全会一致で債券購入額据え置きを決定

イングランド銀行(英中央銀行) は4日に開いた金融政策委員会(MPC)で、債券買い取り規模を2000 億ポンド(約27兆7540億円)で維持することを2月に続き全会一致 で決定した。一部のメンバーはインフレリスクの高まりを指摘した。 17日公表された議事録から分かった。

議事録によると、キング総裁ら9人から成るMPCは、経済見通 しの変化を「示唆する兆候がほとんどない」ことを理由に購入規模を 拡大しないことを決めた。MPCは政策金利を0.5%に据え置くこと も、全会一致で決定した。

議事録によればMPCは、「景気回復が勢いを増し、エネルギー価 格と為替レートによるインフレ加速圧力が継続すれば、インフレ率が 目標を上回っている現在の状況が長期化するリスクがある」とした上 で、「一部メンバーは1カ月の間にインフレの上振れリスクが若干高ま ったと判断した一方で、その他のメンバーはリスクバランスに大きな 変化があったとは考えなかった」と説明した。

議事録はさらに「消費者物価指数(CPI)の上昇率が向こう数 カ月にわたり目標を大きく上回る可能性はさらに高くなっている」と し、「これを背景に、国民の中期的なインフレ期待が高まり始めるリス クがある」との認識を示した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE