PIMCOグロス氏:米国外の先進国の国債保有率引き上げ(Update1

米パシフィック・インベストメン ト・マネジメント(PIMCO)で世界最大の債券ファンドを運用す るビル・グロス氏は、2月に米国以外の先進国の国債の保有比率を高 め、2004年5月以来の高水準とした。

トータル・リターン・ファンドでの比率は19%と、1月の18%か ら高まった。比率上昇は4カ月連続。PIMCOがウェブサイトに報 告書を掲載した。米国債の比率は35%(1月は31%)、現金は2% (同9%)となった。

PIMCOの共同最高投資責任者(CIO)のグロス氏はウェブ サイトに掲載した1月の投資コメントで、借り入れが相対的に少ない 国への投資を勧め、中国やインド、ブラジルなどの経済は一部の国に 比べ、バブルになりにくいと指摘。また、英国は「絶対に避けなけれ ばならない」とし、ドイツとカナダを推奨した。

共同CIOのモハメド・エルエリアン氏は11日の英紙フィナンシ ャル・タイムズ(FT)の記事で、米国などの負債増大の結果、先進 国と分類される国の多くの成長見通しが新興市場国を下回る公算を指 摘した。

グロス氏のトータル・リターン・ファンドの過去1年の成績はプ ラス18%。ブルームバーグのデータによれば、同種のファンドの53% がこれを下回る成績。

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