OPECは生産量を据え置きへ、原油80ドル台に満足-きょう総会

石油輸出国機構(OPEC)は1 バレル=80ドルを超える原油価格に満足しており、原油の供給が消費 を上回っているもののウィーンで17日開く総会では目標とする生産 量を変更する必要はないと加盟国閣僚らは指摘している。

加盟12カ国のうち11カ国の閣僚は、目標生産量を据え置く公算 が大きいとの見解を示している。サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物 資源相は原油価格が適正なレンジにあるとの認識を示し、生産量変更 は不要と述べた。一方、アルジェリアのヘリル・エネルギー鉱業相は、 9月に予定される次の総会で生産量引き上げの可能性は「五分五分」 だと発言している。

JPモルガン・チェースの商品戦略責任者、ローレンス・イーグ ルス氏は16日、「OPECは番狂わせを引き起こしがちだが、据え置 かない方に賭ける人はほとんどいない」と述べ、「注目する必要がある のは、価格レンジが上昇傾向になり、OPECが需要離れをどの程度 懸念するかだ」と指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物4月限は続伸 し、シンガポール時間午後零時8分(日本時間同1時8分)現在82.10 ドル。原油価格は昨年78%上昇し79.36ドルに達した。

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