円は緩和の「うわさで売り事実で買い」、月内88円も-みずほ・唐鎌氏

みずほコーポレート銀行国際為替 のマーケット・エコノミスト、唐鎌大輔氏は17日、ブルームバーグ・ ニュースのインタビューで、日本銀行の金融政策決定会合結果と円相 場への影響について、以下の通りコメントした。

日銀は17日午後、同日開いた金融政策決定会合で、昨年12月に 導入した期間3カ月の新型オペ(貸付利率0.1%)による供給額を10 兆円程度から「20兆円程度」に拡大することを賛成多数で決定したと 発表した。結果発表後、外国為替市場では円買いが先行し、対ドルで は1ドル=90円台前半から90円ちょうど付近まで円高に振れる場面 が見られた。

「日銀の決定内容も、ドル・円相場の反応も予想通りだ。緩和だ から円を売っておこうという流れがあったが、もともと緩和自体に円 高を止める力はないと言われていた。結局、うわさで円を売り、事実 で買い戻したということだ」

「ドル・円の頭は重いだろう。特に3月は季節的な円買いもある ので、月内に88円を割れる可能性もあるとみている」

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