2月の米PPIは低下か、燃料価格の下落で-ブルームバーグ調査

米労働省が17日に発表する2月 の生産者物価指数(PPI)は、原油価格の下落を受けて低下したも ようだ。景気回復の初期段階にインフレ圧力の上昇はほとんどないこ とが示されるとエコノミストらは指摘している。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト70人を対象に実施し た調査の中央値では、PPI全完成品は前月比0.2%低下と見込まれ る。低下は5カ月ぶり。1月は同1.4%上昇だった。食品とエネルギ ー価格を除いた指数は同0.1%上昇と、1月の0.3%上昇から伸びが 鈍化すると予想されている。

景気拡大がまだ余剰能力を吸収できず、雇用創出も進まないなか で、各企業は引き続き価格を据え置きそうだ。また、PPIは米連邦 準備制度理事会(FRB)の見通しを裏付けるものとなりそうだ。F RBは16日、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を「長期 にわたり」ゼロ近くにとどめる方針をあらためて示したほか、「インフ レは当面、抑制された状態が続く」公算が大きいとした。

大和証券アメリカのチーフエコノミスト、マイケル・モラン氏(ニ ューヨーク在勤)は、「インフレに関して心配ないのは確かだ」と述べ、 経済的な「たるみ(スラック)」が物価を押し下げ続けるだろうと指摘 した。

PPIは労働省が午前8時半(ワシントン時間)に発表する。ブ ルームバーグ調査での予想レンジは前月比0.6%低下から0.5%上昇 まで。

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