システムP株がストップ高、IT化投資増大-米ブロードバンド整備も

携帯電話の組み込みソフトの開発 などに強みを持つシステムプロの株価が前日比15%高の5万4900円で ストップ高(制限値幅いっぱいの上げ)。金融業界向けシステム開発に 強みを持つカテナと4月に経営統合するため、収益基盤の拡充により受 注が増加すると期待され、2008年7月以来の高値を付けた。

コスモ証券投資情報部副部長の清水三津雄氏は「足元で景況が良く なり、企業のIT(情報通信)化投資が増大しつつあるようだ。仕事が 増え出したところに、米国のブロードバンド(高速大容量回線)構想な どが伝わり、思惑を呼んだのではないか」とみている。

米連邦通信委員会(FCC)は15日、2020年までに米国内の1億 世帯に対して現在より20倍以上速いブロードバンドを整備するとの構 想をまとめた。ブロードバンド網の開発や運用で120億-160億ドルを 見込むという。システムPは米グーグルの携帯電話端末用OS「アンド ロイド」搭載する携帯電話の新機種の開発に携わっており、国内携帯電 話メーカーなどから受注を受けている。

16日時点の信用取引状況(日証金ベース)は、買い残が1313株、 売り残が1878株で、信用倍率は0.70倍と取り組みが良くなっていた。 また逆日歩20円が付いている。売買高は今週に入り急増、15日が1231 株、16日が2762株、17日午前が4431株と倍々に増大している。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE