日電工株が4カ月ぶり高値、フェロマンガン市況急騰-業績上振れ期待

合金鉄首位の日本電工の株価が前 日比4.4%高の646円まで上げ、昨年11月6日以来約4カ月ぶりの高 値。フェロマンガンの国際市況が急上昇しており、販売価格の上昇によ る今期(2010年12月期)業績の上振れ期待が強まっている。

高炭素フェロマンガンの国際価格の中心となる欧州市況は、先週 12日に1トン=1100ユーロと約1年ぶり高値となったほか、米国市況 も1500ドルに達した。独立系株式調査会社TIWの溝上泰吏アナリス トは「中国の鉄鋼需要の拡大から高炭素フェロマンガンはグローバルに 供給が不足している」と述べ、会社が今期業績予想を策定したと想定さ れる昨年10-11月ごろの1000ドル前後とのかい離が大きくなっている と指摘する。

会社側は今期の連結営業利益予想を前期比4.6倍の36億円として いるが、溝上氏は合金鉄事業の改善を背景に100億円と試算。バリュエ ーションや営業利益急回復から、16日付で投資判断を新規に「ポジテ ィブ」に設定した。

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