プラチナの金に対する相場比率:リーマン破たん以来の高水準に上昇

プラチナの金に対する相場比率が、 投資需要の拡大により米リーマン・ブラザーズ・ホールディングスが 破たんした2008年9月以来の高水準に上昇した。

プラチナ1オンスで購入可能な金の量は15日夜の時点で1.4642 オンスと、過去1年半で最大となった。ブルームバーグの算定による と、この比率の昨年の平均は1.24で、08年5月には2.38と01年以 来の高水準に達した。

プラチナ現物に裏付けされた「ETFSプラチナ・トラスト」の取 引が1月に電子取引所のNYSE Arcaで開始され、買いが拡大す るなか、プラチナ相場は年初来で11%上げ、金の上昇率である1.4% を上回っている。プラチナは主に自動車の触媒コンバータ(浄化装置) に利用される。

上海通聯フューチャーズの主任トレーダー、スティーブン・チュー 氏は「ファンダメンタルズ(需給関係)の面から見て、プラチナの方が 金より堅調だ」と指摘。「景気が回復すれば需要も上向く。プラチナに 連動するETF(上場投資信託)の上場も投資需要の大幅な増加につな がっている」との見方を示した。

欧州自動車工業会が16日発表した文書によると、欧州連合(EU) の2月の新車登録台数は前年同月比3%増の97万4346台となった。 英国やスペイン、イタリアの伸びがけん引した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE