英FSA長官:英国と同様のボーナス規則採用を-各国に要請の方針

英国は銀行の賞与について自国と 同様の「ルールに基づいた」アプローチの採用を各国に求める方針だ。 英金融サービス機構(FSA)のターナー長官が明らかにした。

ターナー長官は16日に上院委員会で証言し、フランスやスイス、 英国はバンカーに対する過度に高額な賞与を規制する「厳格な規則」 を課しているが、他の国は「原則に基づく」制度を採用する場合ほど 厳格ではないと述べた。銀行はこの違いに付け込むことができるとし て、問題が生じる恐れがあると指摘した。

同長官は「その相違が将来的に存在すれば、国境をまたいで事業 を展開する大手企業を規制することがいずれ一段と困難になる」と述 べた。

世界中の政治家は、バンカーの賞与がリスクテークを促し、深刻 な金融危機を悪化させたと批判している。20カ国・地域(G20)は 昨年4月、過度な賞与抑制で合意した。ターナー長官によると、G20 の政策に指針を与える金融安定化理事会(FSB)は来月、各国がど のように規則を実施したかについて報告する。

1月に法制化されたFSAの報酬規則には、銀行が一部の報酬支 給を繰り延べることなどが盛り込まれた。

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