【個別銘柄】資源、三井金、クレセゾ、システP、DNA、サイボウ

材料銘柄の終値は以下の通り。

資源関連株:新日本石油(5001)が前日比3.8%高の488円、国 際石油開発帝石(1605)が2.2%高の65万6000円など。下落したド ルの代替投資として商品の魅力が高まり、前日のニューヨーク商業取 引所の原油先物は前日比2.4%高の1バレル=81.70ドルと急伸。NY 金先物も2週間ぶりの大幅高となった。資源関連企業の収益への好影 響が見込まれ、東証1部33業種の上昇率2位に石油・石炭製品、3位 に鉱業が入った。

三井金属(5706):5.8%高の273円と急反発。今期(2010年3月 期)の連結業績予想を上方修正すると16日に発表。純利益は115億円 (前期673億円の赤字)を見込む、受注好調で従来予想を35億円上回 る。無配の計画だった期末配当は2円とし、復配方針も好感された。

プロミス(8574):5.2%高の815円。月内にも消費者ローン債権 を裏付けとした資産担保証券を発行して500億円程度を調達する見通 しと、17日付の日本経済新聞朝刊が報道。過払い金請求リスクがない 債権が対象という。アコム(8572)やオリックス(8591)も大幅高で、 東証その他金融指数は5.1%高と業種別33指数の上昇率1位。

アプラス(8589):6.5%高の99円と急反発。親会社の新生銀行 (8303)がアプラスに対する出資比率を93.5%に引き上げると16日 に発表した。現在の比率は66.4%。新生銀はアプラスの優先株式の一 部について、普通株式を対価とする取得請求権を行使した。普通株式 は売却する予定はないという。新生銀は1.9%安の104円。

クレディセゾン(8253):取引終了にかけ値を切り上げ、5.2%高 の1391円で終えた。セブン&アイ・ホールディングス(3382)とクレ セゾンが業務提携すると、日経テレコンが17日午後に報道。午後3時 に正式発表している。クレセゾンがそごう・西武と行っているカード 事業会社に7&iが出資、株式を51%取得して連結子会社化する予定。

システムプロ(2317):7000円(15%)高の5万4900円でストッ プ高。金融業界向けシステム開発に強みを持つカテナ(9815)と4月 に経営統合するため、収益基盤の拡充により受注が増加すると期待さ れ、08年7月以来の高値を付けた。16日時点の信用取引状況(日証金 ベース)は買い残1313株、売り残1878株で、信用倍率0.70倍と取り 組みが良くなっていた。逆日歩20円も付いていた。

ディー・エヌ・エー(2432):11%高の69万8000円と急反発。10 年3月期の連結純利益が前期比32%増の105億円になる見通しと発表 した。昨年10月からサービスを開始した会員同士が一緒に遊べるソー シャルゲームが好調で、従来予想を20億円上回る。配当予想は年3600 円と、従来予想(1800円)の2倍にした。

ファーストリテイリング(9983):2.2%高の1万6870円で、日経 平均株価のプラス寄与度1位。カジュアル衣料品店「ユニクロ」のア ジアを中心とした海外出店を加速し、早ければ4年で海外売上高が国 内に追い付くスピードでの成長を目指すことが分かった。

イオン(8267):2.1%高の994円。三菱UFJ証券は16日付で、 投資判断を「4(アンダーパフォーム)」から「3(市場平均並み)」 に引き上げ、目標株価は新たに1000円に設定。今後、踏み込んだグル ープ構造改革を行う期待値をプレミアムとして付与したという。

昭和電工(4004):3.1%高の199円。ブルームバーグ・ニュースは 午後1時30分すぎ、昭電工がハードディスクドライブ(HDD)用磁 気ディスクの増産を3カ月前倒しすると報じた。

CHINTAI(2420):終盤に急伸し、10%高の3万4000円。 午後2時に発表した第1四半期(09年11月-10年1月)の連結純利 益は前年同期比2.2倍の4億3800万円となった。賃貸住宅の供給低迷 で減収を強いられたが、コスト管理の徹底で利益をねん出した。

日本電工(5563):4.2%高の645円。フェロマンガンの国際市況 が急激に上昇しており、販売価格の上昇による今期(10年12月期) 業績の上振れ期待が強まった。独立系株式調査会社TIWでは、16日 付で投資判断を新規に「ポジティブ」に設定した。

三井不動産(8801):1.4%高の1652円と9日続伸。オリエンタル ランド(4661)が実施する自社株買いで、三井不が手放すオリランド 株の売却額が約260億円に決まった、と16日に発表。19日付の譲渡 により、同社の持ち株比率は16.70%から11.76%に減る。

エルピーダメモリ(6665):1.6%高の1776円。10年3月期の連 結営業損益が200億円弱の黒字(前期は1473億円の赤字)になりそう、 と17日付の日経新聞朝刊が報じた。主力製品のパソコン用DRAMの 需要が増加。価格が回復し採算ラインを上回って推移し、3年ぶりの 営業黒字に回復しそうと伝えている。

カプコン(9697):4.9%高の1641円。人気作「モンスターハンタ ー」の最新作を年末に販売する、と16日に発表。同シリーズの累計販 売は1100万本に達しており、最新作が業績拡大に寄与するとの期待が 強まった。KBC証券は投資判断を「ホールド」から「買い」に上げ、 JPモルガン証券は投資判断「オーバーウエート」を継続。

日本触媒(4114):2.6%高の824円。紙おむつ原料となる吸水性 の高い高機能樹脂でアジア市場の開拓を本格化すると、17日付の日経 新聞朝刊が報じた。50億-100億円を投じ、13年にもインドネシアに 新工場を建設すると伝えている。

サイボウズ(4776):8.6%安の3万7450円と急反落し、東証1部 の値下がり率1位。前期(10年1月期)の連結営業利益は前の期比47% 減の4億2500万円だった、と前日に発表。事業再編により連結子会社 が減少したことによる売上高の減少に加え、新製品開発に伴う研究開 発費の増加も響いた。今期(11年1月期)は前期比25%増の5億3000 万円を見込む。

宇部マテリアルズ(5390):3.5%高の238円。今期(10年3月期) の期末配当金を従来予想(3円)から2円上乗せし、5円にする方針 と発表した。業績目標に対する達成状況を勘案したという。

ディスコ(6146):3.5%高の5550円。ドイツ証券は16日付で、 投資判断を「ホールド」から「買い」に、目標株価を5370円から7530 円に引き上げた。市場環境の好転に加え、効率化・コスト削減活動も 奏功し、長期的な収益拡大が期待できるとしている。

東京急行電鉄(9005):1.5%安の390円。メリルリンチ日本証券 は16日付で、投資判断を「買い」から「アンダーパフォーム」に、目 標株価を480円から370円に引き下げた。

クラレ(3405):1.7%高の1202円。マッコーリー証券は16日付 で、投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」に、目標株価を1000 円から1500円に引き上げた。

西華産業(8061): 1.9%高の210円。自社株式300万株(発行済 み株式の3.53%)の消却を実施する、と前日に発表。消却予定日は3 月29日。発行済み株式数の減少を通じた株主利益の向上を図る狙い。

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