米GE:11年に増配再開も、金融部門の回復で-シェリンCFO

米複合企業ゼネラル・エレクト リック(GE)のキース・シェリン最高財務責任者(CFO)は、 金融部門の業績改善を受け、2011年に増配する可能性を示した。

GEは、世界的なリセッション(景気後退)と信用収縮で同社 の金融部門の利益が打撃を受けたなか、年間配当を09年2月に

1.24ドルから、0.40ドルに引き下げた。減配は世界恐慌以来で初 めて。

シェリンCFOは16日、米ゴールドマン・サックス・グループ が主催したボストンでの投資家向け会合で、「11年に増配したい」 と述べた。同CFOはGEが1月に09年10-12月(第4四半期) 決算を発表して以来、年内の見通しはより明確になったと説明。 「金融サービス部門で視界が良好になってきた。11年にはGEの 業績は拡大すると確信している」と語った。

ジェフリー・イメルト最高経営責任者(CEO)は、航空機エ ンジンや医療用画像機器、発電用タービン分野での世界最大手とし て、本業に再度経営を集中させてきている。そうした分野で、研究 開発を推進するとともに、新興市場向けやサービス契約の拡大を目 指している。

シェリンCFOは、同社が昨年、研究開発費を7%増額し、新 製品の開発を進める一方、非中核事業からの脱却に努めていると説 明した。同CFOはまた、年末時点で約250億ドル(約2兆2600 億円)の現金を保有するとの予想をあらためて示し、その一部は戦 略的買収に充てる可能性があると語った。

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