三井金株が大幅反発、亜鉛価格上昇などで業績予想引き上げ

非鉄大手の三井金属株が一時、前 日比8.1%高の279円と大幅反発。取引時間中では2月2日(8.9%) 以来、約1カ月ぶりの上昇率を記録した。亜鉛価格などの上昇から鉱 山・基礎素材部門などで収益が改善しており、16日に今期の利益が従 来予想を上回る見通しと発表。2期ぶりの復配方針も好感された。

会社側の業績予想修正によると、今期(2010年3月期)の連結経 常利益は従来予想の180億円を22%上回る220億円(前期は303億円 の経常損失)の見込み。亜鉛価格が上昇しているほか、鉛価格も高止 まりし、鉱山・基礎素材部門の経常利益が50億円から64億円と増加 しそう。電子材料などの中間素材部門の経常利益予想も122億円から 136億円へ上方修正された。

シティグループ証券の城野俊之アナリストは17日付リポートで、 「上方修正自体に大きなサプライズはないものの、株価の割安感が強 まった点で、短期的な株価にはポジティブに作用しよう」と指摘した。

会社側は同時に今期の配当予想も従来のゼロから2円とし、08年 3月期以来の配当を実施することも発表した。

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