ギリシャ、緊縮財政策失敗でユーロ離脱も-フェルドシュタイン教授

米ハーバード大学のマーティン・ フェルドシュタイン教授(経済学)はギリシャが緊縮財政計画に失敗 し、財政危機を解消するためユーロを離脱する可能性があるとの見解 を示した。同教授は約20年前、ユーロが「経済的な負担」になると警 告していた。

パパンドレウ首相率いるギリシャ政府は投資家や政策当局者の圧 力を受け、国内総生産(GDP)比で12.7%の財政赤字の水準を今年 4ポイント縮小することを目指すとともに、欧州連合(EU)の財政 安定成長協定に基づく基準(3%以下)を2012年に達成すると表明し ている。

フェルドシュタイン教授は13日にジュネーブでインタビューに 応じ、「ギリシャが財政赤字の水準を12%から3%に縮小するという 構想は夢物語のようだ」とし、「それに代わる方法は何らかのデフォル ト(債務不履行)かユーロ離脱、またはその両方だ」と述べた。

同教授はギリシャが最終的に財政危機に対処するため代替策検討 が必要になると語り、デフォルトの「丁寧な方法」を見いだす可能性 があると述べた。それには、期限を迎える債券をより低利の長期資産 に交換することで、投資家を説得することが含まれるのではないかと 指摘した。他の選択肢としては通貨切り下げを目的にユーロ圏を離脱 し、財政面の弱さが解消された後でユーロ圏に復帰する方法を挙げた。

その上で教授は「この問題で良い解決策があるのか分からない」 と述べた。

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