NY原油(16日):4週間ぶり大幅高-ドルの対ユーロ相場下落で

ニューヨーク原油相場は上昇。 ドルの対ユーロ相場が下げたことで、代替投資先としての大半の商 品の需要が押し上げられ、原油は一時、4週間ぶり大幅高となった。 石油輸出国機構(OPEC)加盟国の石油相らが増産の公算は小さ いとの見方を示したことも買いを誘った。

原油は一時2.8%高と、2月16日以来の大幅高となった。格付け 会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がギリシャ長期信 用格付けを維持したことで、ドルの対ユーロ相場が下落した。OPE C最大の産油国であるサウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相は15 日、現在の原油価格は適切な水準にあるとの見解を示した。

食糧やエネルギー関連の商品に投資するヘッジファンド、ラウ ンド・アース・キャピタルのパートナー、ジョン・キルダフ氏は 「ドルはユーロに対してかなり下げた。これが確実に原油相場に勢 いをもたらしつつある。OPECの決定も相場に織り込み済みだ」 と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物4月限は前 日比1.90ドル(2.38%)高の1バレル=81.70ドルで取引を終了。 一時は82.04ドルを付けた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE