NY金:上昇、ドル下落で需要増観測-時間外取引で上げ幅拡大

ニューヨーク金先物相場は上昇。 ドルが下落したことで代替投資としての金への魅力が強まり、2週 間ぶり大幅高となった。

主要6通貨のバスケットに対するドル指数が一時0.7%下落した ほか、エネルギー相場が商品の上げをけん引した。金先物の通常取 引終了後、米連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会 (FOMC)会合の結果を発表。政策金利であるフェデラルファン ド(FF)金利の誘導目標を0%から0.25%のレンジに据え置く方 針をあらためて示した。2009年にはFRBが借り入れコストを過去 最低に維持するなか、ドルは年間ベースで4.2%下落した一方、金は 24%上昇した。

インテグレーテッド・ブローカレッジ・サービシズのヘッドデ ィーラー、フランク・マギー氏(シカゴ在勤)は「景気回復がこれ ほど脆弱(ぜいじゃく)な状況では、FRBは利上げに踏み切りに くくなるだろう」と述べ、「ドルが下げているため、金と原油が押 し上げられた」と続けた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先 物4月限は前日比17.10ドル(1.5%)高の1オンス=1122.50ドルで 取引を終了した。中心限月の上げ幅としては2日以降で最大。

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