ユーロ圏:2月のコアインフレ率、0.8%に低下-過去最低

2月のユーロ圏コアインフレ率 は、過去最低となった。企業が引き続き雇用を減らす中、消費者の買 い控えが物価を抑えた。インフレ率は速報値から変わらず。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)の16日の発表による と、エネルギーと食料品を除いた消費者物価指数(CPI)のコア指 数は2月に、前年同月比0.8%上昇となった。1月の0.9%上昇からイ ンフレが鈍化し、統計開始の1997年以来の最低となった。

2月の消費者物価指数の総合指数(改定値)は前年同月比0.9% 上昇と、2日公表の速報値から変わらず。

デカバンク(フランクフルト)のシニアエコノミスト、カルステ ン・ユニウス氏は、全般的にディスインフレ圧力があると指摘し、「向 こう数カ月にわたりコアインフレ率は鈍化する見通しだ。これが利上 げ観測をさらに遠のけるだろう」と語った。同氏は欧州中央銀行(E CB)が年内は政策金利を据え置くと予想している。

EUの行政執行機関である欧州委員会が先月公表した見通しによ ると、ユーロ圏のインフレ率は今年1-3月期に平均0.8%となった 後、4-6月期に1.3%に加速する。

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