3月の独ZEW景況感、6カ月連続低下-景気回復もたつき(Update1)

ドイツの欧州経済研究所センター (ZEW)による3月の同国景況感指数は6カ月連続で低下した。ド イツ経済の回復にもたつきが見られるほか、ギリシャの財政危機が金 融市場を揺さぶっていることが景況感を悪化させたもようだ。

ZEWが16日発表した3月の期待指数は44.5と、2月の45.1 から低下した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト41人の予想 中央値では43.5への低下が見込まれていた。

最新の経済統計は、昨年10-12月(第4四半期)にゼロ成長だ った独経済が今年1-3月(第1四半期)も停滞する可能性を示唆し ている。14年ぶりの厳冬に見舞われた同国では建設が落ち込み、消費 者も外出を控えた。ギリシャが財政赤字の削減に失敗するとの懸念も ユーロ圏の信頼感を損なう原因となっている。ただ、ドイツの株価指 標、DAX指数はこの3週間で7%上昇している。

大和キャピタル・マーケッツ・ヨーロッパのエコノミスト、コリ ン・エリス氏(ロンドン在勤)は「景気回復が当初の見通しよりも一 段と緩やかなペースで、起伏の多いものになると人々は気付きつつあ る」と指摘。「ギリシャが投資家心理の重しになっている」と語った。

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