台湾の蕭副総統:中国との経済協力枠組み協定、「近い将来」に調印

台湾の蕭万長副総統は、台湾は中 国との経済協力枠組み協定(ECFA)に「近い将来」調印するとの 見通しを示した。米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S &P)は、協定調印に伴う実質的な経済利益の実現には時間がかかる と警告している。

蕭副総統は16日、台北のフォーラムで、「ECFAの調印は東ア ジアの地域統合に向けた台湾の第一歩だ」と語った。台湾株はECF A調印への期待からこの1年で57%上昇している。

S&Pのクレジットアナリスト、キム・エン・タン氏は16日の発 表資料で、「過去1年の台湾株の上昇相場には、台中関係の改善に対す る投資家の熱狂が見て取れる」と指摘。「ただ、台中関係は正常からは いまだほど遠い。最近の変化が永続的であり、新政権で覆されること はないと投資家が確信するまでに時間を要する」との見方を示した。

台湾の対中国窓口機関である海峡交流基金会(海基会)の馬紹章 副秘書長は16日のインタビューで、台湾と中国はECFAをめぐる第 2回協議を月内に開催する公算が大きいと語った。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE