比サンミゲル:傘下の持ち株売却で10億ドル調達へ-買収用(Update1)

フィリピン最大の食品・飲料メー カー、サンミゲルは、食品、包装、蒸留酒各事業の持ち株売却を通じ て10億ドル(約900億円)を調達する計画だ。事業拡大や買収向け資 金に充てる。

ラモン・アング社長がマニラでのインタビューで明らかにした。 同社長はこの中で、インフラ、エネルギー、鉱業、通信分野での事業 拡大を計画しており、向こう1年間に買収費を含め20億ドル投じる可 能性があると述べた。

サンミゲルは2007年以降、資産売却を通じて50億ドル余りを調 達してきた。昨年9月時点の手元資金は1530億ペソ(約3030億円)。

アング社長は株主資本利益率(ROE)が従来事業の3倍ほどあ る事業分野を拡大していると指摘。「インフラ、エネルギー、鉱山事業 に集中する」と語った。

また、同社長によると、食品事業のサンミゲル・ピュアフーズと 包装事業での持ち株それぞれ49%の売却を既に提案あるいは今後提 案する。また、ジンメーカーをサンミゲルビールに売却する予定。

一方、キリンホールデングスが株式買い増しの意向を示している サンミゲルビールについて同社長は、「売却の用意はない」と述べた。

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