英財務報告協議会:会計会社E&Yを調査-米リーマンの簿外取引で

英財務報告評議会(FRC)は、 破たんした米リーマン・ブラザーズ・ホールディングスの簿外取引に ついて、同社を担当していた会計事務所アーンスト・アンド・ヤング (E&Y)を調査している。

FRCは15日、リーマンが用いた「レポ105」というスキーム について、E&Yに会計・監査の情報提供を求めたことを明らかにし た。リーマンの破たんに関する報告書によると、このスキームは2007 後半から08年に同社の借り入れを小さく見せることにつながった。 FRCは英国の独立した規制当局で、企業の報告とガバナンスへの信 頼を促進する責任を負う。

リーマン破たんを調べているアントン・バルカス調査官は、11 日にマンハッタンの米連邦裁判所に提出した2200ページに及ぶ報告 書で、E&Yはその役割について「業務上の過誤」で責任を追及され る可能性があると指摘した。FRCは、英国部門に限定して情報を求 めている。

FRCの広報担当者ジョン・フーパー氏によると、E&Yによる 規則抵触が明らかになった場合、同評議会は英国内の会計ライセンス 担当当局に勧告を行う可能性もある。

E&Yは「この問題について、関係当局に全面的に協力していく」 意向を明らかにしている。

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