スカイマク株続落し400円割れ、国交省が15日から特別安全監査実施

スカイマーク株が一時前日比3.2% 安の396円と続落し、約2週間ぶりの400円割れ。国土交通省は15 日、同社に対し運航・整備を含む安全管理体制全般について、特別安 全監査を実施すると発表した。同社については最近、安全管理上で不 適切な事実が相次ぎ発覚、業績への支障を警戒する売りが先行した。 報道資料によると、監査期間は同日から3週間程度。

国交省航空局は先週9日、スカイマクに対し文書で厳重注意を行 っている。資料によれば今年2月5日、羽田-福岡便の機長が運航開 始前に専任客室乗務員が十分に声を出せない状態である点に気付き、 緊急時の乗客誘導等に支障を来すとして同乗務員の交替を求めたが、 スカイマク社長と安全統括管理者の会長は機長に対し、同乗務員の交 替を行わないままの運航を要求、同機長が拒否し、機長を交替させて 運行した。この事実について国交省は、安全管理上の不適切な対応だ ったと判断した。

このほか同5日には、昨年4月から運航乗務員(副操縦士)が操 縦室内でカメラを用いて撮影を5回行うなど、航空法と社内規定に違 反する行為が判明、同乗務員を諭旨退職処分としたことをスカイマク はホームページ上で明らかにしている。

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