高島屋株反落、今期以降の業績回復は限定との見方-みずほ証格下げ

百貨店を全国展開する高島屋株が 一時前日比3.3%安の736円と5日ぶりに急反落。1月22日(4.2% 安)以来、約2カ月ぶりの下落率となった。今期(2011年2月期)以 降の成長率が従来想定を下回りそうとし、みずほ証券では投資判断を 「アウトパフォーム」から「ニュートラル」へ引き下げた。過度の業 績期待が後退、売りが先行した。

みずほ証の高橋俊雄アナリストは15日付リポートで、「3月2日 に増床第1期オープンを迎えた大阪店の経費負担増などが従来予想よ りも利益を押し下げる可能性などを織り込んだ」と指摘。同証による 今期の連結営業利益予想を従来の175億円から165億円(会社側の前 期推定は150億円)、12年2月期も同じく225億円から190億円へそ れぞれ引き下げた。

その上で同氏は、「百貨店の小売業界内のシェアが中期的に低下す ると予想される中、もう一段の利益回復には抜本的な構造改革などが 不可欠」と分析している。

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