米シティグループ:バンコ・デ・チリへの出資拡大-新興国事業強化へ

米銀シティグループは、チリ2位 の銀行バンコ・デ・チリの支配株主である企業の株式を5億1900万ド ル(約470億円)で追加取得することで合意した。新興市場事業を拡 大する取り組み強化の一環。

シティは、チリのルクシック家が所有する持ち株会社キニェンコ からLQインベルシオネス・フィナンシエラス(LQIF)の株式

8.5%を購入するオプションを行使した。キニェンコがチリの証券監督 当局のウェブサイトに15日掲載された発表資料で明らかにした。

ユーロアメリカAGFのアナリスト、ホルヘ・チャン氏は、「価格 はルクシック家にとって好条件で、バンコ・デ・チリにとっては国際 的に拡大する強力な足場となる」と指摘した。

新興市場が先進国市場を上回るペースで成長するなか、シティの ビクラム・パンディット最高経営責任者(CEO)は、LQIFへの同 社の持ち株比率を50%に拡大する。同CEOはスイスのダボスで開か れた今年の世界経済フォーラム(ダボス会議)で、新興国では消費拡 大が期待され、同地域への投資には「強い」リターンが見込めると語 った。

ブルームバーグのデータによると、シティは昨年の収入の約2割 を中南米で稼いだ。

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