オバマ米大統領:医療改革法案の早期採決求める-無保険者の窮状訴え

オバマ大統領は15日、オハイオ州 での遊説で、無保険者の窮状を訴え、医療保険改革法案の早期採決を 民主党議員に訴えた。

大統領は同州ストロングズビルでの演説で、保険料の高騰で解約 を余儀なくされた女性を例に挙げ、週内の法案可決の必要性を強調。 この女性が13日に白血病と診断され、現在は自身の健康だけでなく医 療費を賄う方法でも思い悩んでいると説明し、医療保険制度改革の反 対派が「今は適当な時期ではない」と言うのを聞くと、彼女が直面し ている試練が思い起こされると述べた。

週内採決の可能性を指摘しているペロシ下院議長(民主、カリフ ォルニア州)は15日、ワシントンで記者団に対し、下院本会議で採決 が行われる際には十分な支持が得られると言明した。

法案可決はまだ既定路線ではない。共和党議員は民間保険会社の 締め出しや増税、連邦財政赤字の拡大につながる恐れがあるとして、 民主党案に反対する考えで一致している。クライバーン下院副院内総 務(民主、サウスカロライナ州)は14日、法案支持派は同日午前の時 点でまだ十分な票を集めていないと指摘した。

オバマ大統領は今週、議会が2週間の休会入りとなる26日までの 法案可決に向けた働き掛けのため、インドネシアとオーストラリア歴 訪を延期した。

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