セルシードがNEO上場、初値は公募比7%安の1400円-再生医療

細胞シート再生医療の研究開発を 手掛けるセルシードが16日、ジャスダックNEO市場に新規上場した。 売り気配が続いた後、午前9時20分に付いた初値は1400円で、公募価 格(1500円)を6.7%下回った。

同社は2001年設立。外資系バイオ機器メーカーの研究者だった長 谷川幸雄氏(現社長)が、東京女子医科大学の岡野光夫教授の細胞シー ト工学を実用化することを目指して、細胞再生の研究開発を始めた。シ ート状の細胞を患部に貼り付けることで、無縫合で皮膚など表皮細胞の 再生が可能になるとしている。

最も進んでいる開発プロジェクトが「再生角膜」。フランスのリヨ ン国立大学で臨床試験を実施し、安全性や有効性を評価している。この ほか心筋の再生や歯周病によって失われた歯周組織の再生などへも展開 し、品ぞろえを拡充している。

2010年12月期の連結業績予想は、売上高が前期比22%増の1億 600万円、営業損失が14億5600万円(前期は7億8500万円の損失)。

上場に際して150万株の公募と83万1200株の売り出し(オーバー アロットメント含む)を実施した。主幹事は野村証券。

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