米メットライフのCFO:アリコの収益拡大目指し、広告・技術投資へ

米生保最大手メットライフは、 同業の米アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)か ら買収するアメリカン・ライフ・インシュアランス(アリコ)の営 業利益を2009年実績の15億ドル(約1360億円)を上回る規模に 拡大するため、広告と技術への投資を行なう方針を明らかにした。

メットライフのウィリアム・ウィーラー最高財務責任者(CF O)は15日、スイスの銀行UBSが主催した会議で、アリコの業 績は「比較的良好で、総収入は相対的に好調だ」とした上で、「現 在のフランチャイズ状況を考慮すると、15億ドルが最大利益だと は考えない」と述べた。

ウィーラーCFOは「買収完了時には大規模な広告キャンペー ンを展開し、新たな販売を再び刺激したい」との意向を示した。同 社は5000万ドル規模の広告戦略に加え、2年半で最大3億5000 万ドル投資する計画の一環としてアリコの技術面での刷新を図る。

ウィーラーCFOはまた、アリコの買収により50カ国余りでの 事業が加わり、メットライフの株主資本利益率(ROE)が向上す る見込みだと述べた。同社のROEは07年に過去最高の15%に達 したが、アリコの買収がなければ短期的に同水準を回復するのは困 難だと指摘した。買収は年内に完了する見通し。

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