【個別銘柄】資源、輸出、ソニF、ココカラ、スカイマク、セルシド

材料銘柄の終値は以下の通り。

資源関連株:国際石油開発帝石(1605)が1.2%安の64万2000 円、三井物産(8031)は1.2%安の1519円など。ギリシャの財政問題 がくすぶり、為替相場でユーロ安が進んだ結果、ドルの代替投資とし ての商品先物相場が15日に下落した影響を受けた。ニューヨーク原油 先物相場は1バレル=80ドルを割れ、2日以来の安値だった。東証1 部33業種の下落率2位に鉱業、5位に卸売。

輸出関連株:キヤノン(7751)が1.3%安の4110円、ホンダ(7267) が1.5%安の3245円など。ギリシャ問題、米連邦公開市場委員会(F OMC)会合の見極め姿勢が強い中、国内輸出企業の年度末の本国送 金に絡む円買い観測から、午後の取引で4営業日ぶりに1ドル=90円 を割り込む円高が進行。業績への影響を懸念する動きが広がった。

SUMCO(3436):3.9%安の1801円。JPモルガン証券は15 日、投資判断を従来の「中立」から「アンダーウエート」に引き下げ た。前1月期営業損失が予想を上回る赤字だったほか、目標株価との かい離が広がった点を格下げ理由とした。

ソニーフィナンシャルホールディングス(8729):14%高の29万 8100円。一時30万8000円と、2009年5月20日以来の高値を付けた。 10年度以降について、積立利率変動型終身保険・5年ごと利差配当商 品について、株式等のリスク資産への投資を行わず、債券のみによる 安定運用を行うと15日に発表した。これにより、5年ごと利差配当商 品については利息収入を基準に配当する方式に変更。保有資産の変動 リスク、契約者配当の変動が小さくなることが好感された。

アライドハーツ・ホールディングス(3062):8.7%高の213円。 ドラッグストア業界12位の同社と、同9位のココカラファインホール ディングス(3098)は10月1日付で経営統合することで基本合意した、 と16日朝に正式発表。アライドH1株に対し、ココカラH0.65株を 割り当てるとしたため、統合比率をにらむ買いが集まった。統合新会 社は売上高2700億円と、業界トップクラスに浮上。ココカラHも9.6% 高の1628円と急騰。

くらコーポレーション(2695):5.5%高の30万7000円。一時31 万4000円と約4カ月ぶりの高値を付けた。4月30日時点の株主を対 象に1株を200株に分割、同時に5月1日に単元株制度を採用、単元 株式数を100株にすると15日に発表した。最低売買金額が従来の2分 の1に下がるため、投資家層の拡大や株式の流動性向上が期待された。

コーセル(6905):3.9%高の1392円。一時1398円と2年2カ月 ぶりの高値を付けた。設備機器の需要回復を背景に、今期(10年5月 期)から来期(11年5月期)にかけて収益の急回復が見込めるとして、 投資家の買いを集めた。三菱UFJ証券は15日、投資判断を「3(中 立)」から「2(アウトパフォーム)」に引き上げ。

セントケア・ホールディング(2374):ストップ高に相当する1万 円(20%)高の6万300円で一部配分。10年3月期の期末配当を1株 当たり1000円に引き上げる。前回予想は600 円、前期実績は400円。

ACCESS(4813):5%安の13万600円。15日に発表した今 期(11年1月期)の連結営業利益計画は28億3300万円と、担当アナ リスト10人の事前の予想値の平均(48億1900万円)を大きく下回る 内容で、失望売りに押された。

高島屋(8233):2.4%安の743円。今期(11年2月期)以降の成 長率が従来想定を下回りそうとし、みずほ証券では投資判断を「アウ トパフォーム」から「ニュートラル」へ引き下げた。過度の業績期待 が後退、売りが先行した。

スカイマーク(9204):3.9%安の393円と2月25日以来の安値。 国土交通省は15日、同社に対し運航・整備を含む安全管理体制全般に ついて、特別安全監査を実施すると発表。同社については最近、安全 管理上で不適切な事実が相次ぎ発覚、業績への支障が警戒された。

NECエレクトロニクス(6723):5.7%高の933円。ゴールドマ ン・サックス証券は15日、投資判断を従来の「中立」から「買い」に、 目標株価を800円から1100円に引き上げた。

トリケミカル研究所(4369):3.8%安の355円。一時347円と2月 4日以来、約1カ月半ぶりの安値水準に沈んだ。景気の落ち込みなど を背景に半導体向け材料の受注が減少、前期(10年1月期)の連結最 終損益は1億5300万円の赤字だった。前の期は1億5100万円の黒字。

サンリオ(8136):2.4%高の809円。一時818円と09年9月3日 以来、約半年ぶりの高値水準を回復した。欧州を中心に海外でのライ センス事業が好調で、10年3月期の連結営業利益予想を61億円から 90億円に増額、前期比では一転37%増益見通しになったことを受けた。

コメ兵(2780):5.1%高の414円。全社的な粗利益率改善、経費 圧縮も効き、10年3月期の単体当期純利益は前期比40%増の5億2000 万円になる見込み。前回予想の4億4400万円からは17%上振れる。

ひらまつ(2764):2.6%高の8万2000円。上期(09年10月-10 年3月期)の連結営業利益が前年同期比2割増の7億円となる公算が 大きい、と16日付の日本経済新聞朝刊が報道。レストランでの結婚式 の需要が伸び、広告宣伝費などコストの削減も寄与、従来予想(26% 減の4億3100万円)から一転、増益となるという。

日立電線(5812):1.9%高の264円。「クラウドコンピューティン グ」の中核となるデータセンターを省電力化する技術を開発した、と 16日付の日経新聞朝刊が報道。内部に多数配置される情報機器が発す る熱を循環水や外気などを使って冷却、必要な空調の量を情報システ ムで制御するという。

エービーシー・マート(2670):1.2%高の3030円。発行済株式数 の9.96%に相当する約833万株の自己株を消却する、と15日に発表。 1株当たり経営指標の改善など株主還元策を好感する買いが先行した。

レオパレス21(8848):6.5%高の473円。日刊工業新聞オンラ イン版は16日、レオパレスが12年3月期を最終とする3カ年の中期 計画を見直し、採算が悪化している賃貸事業のてこ入れに乗り出すと 報じた。戸数を絞り込む半面、仲介会社との連携を強化、外国人誘致、 法人契約の再構築などで空室率の改善を図るという。

船井電機(6839):3.4%高の3980円。みずほ証券は15日付で同 社株の投資判断を「アンダーパフォーム」から「アウトパフォーム」 に引き上げた。新しい目標株価は4800円。

ニッカトー(5367):6.9%高の435円。いちよし経済研究所では 15日、投資判断を「中立」から「買い」に引き上げた。

大阪証券取引所(8697):午後に入って上昇転換し、0.1%高の48 万6000円。昼休み中に10年3月期の連結営業利益予想を70億円から 75億円に増額修正、参加者料金収入が従来想定より上回ったことで前 期に比べた減益幅が3%に縮小する見通しとなったことを受けた。期 末配当予想についても従来から500円上積みして1株当たり5500円と し、年間では9000円とする方針。前回予想、前期は8500円。

ビリングシステム(3623):3.2%高の13万円。15日に各財務局 に提出された大量保有状況によると、NTTデータ(9613)の保有比 率が従来の5.92%から7%に高まったことが分かった。ビリングSは 同日、11日付で筆頭株主がこれまで2位のNTTデになったと発表し た。

アスラポート・ダイニング(3069):ストップ高となる1000円(17%) 高の6760円で一部配分。なお差し引き1万3000株超の買い注文を残 す。業績向上や財務基盤改善にめどがつき、今期純利益の黒字化も見 えてきたため、株主優待制度を開始する。毎年3、9月末に5株以上 を保有する株主は、「おだいどこ」「とり鉄」など同社展開店舗で利用 できる食事券、和牛すき焼き用肉など複数商品から選べる。

セルシード(7776):ジャスダックNEO市場に16日新規上場し た。売り気配が続いた後、午前9時20分に付いた初値は1400円で、 公募価格(1500円)を6.7%下回った。同社は2001年設立の再生医療 ベンチャー。終値は1376円。

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