リオ五輪インフラ整備窮地に、原油ロイヤルティー削減法案で-組織委

ブラジルの原油ロイヤルティー (採掘権料)収入のリオデジャネイロ州への配分を削減する提案によ り、同州が2016年に開催予定の五輪に関連したインフラ事業を遂行で きない状態が続くとの見通しを、リオの五輪組織委員会の委員長が文 書で発表した。

ブラジル下院は10日、原油が産出されない都市や州への収入配分 を拡大する法案を可決。法案が実行に移されれば、リオデジャネイロや エスピリトサントなど原油埋蔵量が豊富な州へのロイヤリティーの配分 が減少する見込み。法案は今後、上院の委員会で採決される。

リオデジャネイロのカブラル知事は州民らに対し、17日にこの法 案に抗議する街頭デモに参加するよう呼び掛けている。州政府は14日、 イパネマビーチとマラカナ・サッカースタジアムでの試合中にチラシを 配布し、リオ中心部で計画されているデモへの参加を呼び掛けた。公務 員にはデモへの参加のため半休が与えられる。

カブラル知事は法案について「リンチのようだ」と述べ、法案が実 行に移された際の州政府の損失は年間72億レアル(約3700億円)に 上る可能性があるとの見方を示した。

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