ユーロ圏財務相、ギリシャ救済策で意見対立-支援不要シナリオも視野

ユーロ圏では、債務問題を抱え るギリシャの救済策をめぐり域内各国の財務担当相の意見が対立。 救済する必要がなくなるよう、ギリシャ政府の予算削減策に頼るこ とになりそうだ。

48億ユーロ(約5940億円)の予算削減によってギリシャが財 政健全性を取り戻すとの期待感が広がっているが、ユーロ圏の16カ 国の当局者は、15日夜ブリュッセルで開かれるユーロ圏財務相会合 (ユーログループ)で救済策が打ち出されるとの観測に水を差した。

オーストリアのプレル財務相は、会合前に記者団に対し「私の 知る限りでは、どういった形にせよ緊急策というものは存在しない」 と言明。「今後講じる可能性のある措置やそれに対する見解は様々 で、その開きは大きい」と語った。

15、16日の会合の準備について説明を受けた関係者3人が12 日明らかにしたところによれば、ギリシャ救済の選択肢としては、 ユーロ圏諸国が保証を付けたEU債の発行やユーロ圏諸国の政府が ギリシャに融資する案がある。

ユーロ圏財務相会合のユンケル議長(ルクセンブルク首相兼国 庫相)は、「われわれは幾つかの選択肢を検討し、実行可能な解決 策を見つけ出す考えだ」とした上で、「救済策が必要になるとは考 えていない」と述べた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE