米CFTCと欧州委:店頭デリバティブの投資家保護で協力へ

米国と欧州連合(EU)の当局者 は、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)を含む店頭デリバ ティブ(金融派生商品)のリスクから投資家を保護するための取り組 みで協力する。

米商品先物取引委員会(CFTC)のゲンスラー委員長は15日、 「世界経済の12倍」の規模とされる店頭デリバティブ市場で投資家 と金融システムへのリスクを減らすことで、米国とEUの立場は6- 9カ月前よりも近づいていると語った。

ゲンスラー委員長はブリュッセルで欧州委員会のバルニエ委員 (域内市場・金融サービス担当)と会談後、「われわれはこの市場を規 制する必要があるが、必要なのはそれを一緒にやることだ」とし、「C DSに関する対話でも、市場でどのように国民を守るのが最善かをわ れわれは共に探っている」と語った。

米リーマン・ブラザーズ・ホールディングスの破たんや米政府に よるアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の救済を 受け、20カ国・地域(G20)首脳や議員、規制当局者は605兆ドル 規模の店頭デリバティブ市場をより安全にすることを目指している。

バルニエ委員は会談後、店頭デリバティブ商品の約80%は「透明 性や標準化、登録を回避しており、われわれはこれを変えることを望 んでいる」と説明。「これがG20の使命であり、一緒に取り組む必要 がある」と語った。

原題:Gensler, EU’s Barnier Cooperate on Derivatives

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