米フォード、急加速で20人の死亡事故-米当局は人為ミスと判断

米監督当局が過去30年間に調査 した自動車の意図しない急加速による死亡事故では、フォード・モー ターやクライスラーなどの死者数の合計がトヨタ自動車を上回ったも のの、人為ミスが原因とされるケースが多かったことが分かった。

米道路交通安全局(NHTSA)がブルームバーグ・ニュースの ために集計したデータによると、NHTSAの記録に急加速が原因と された110人の死亡事故のうち、59人はトヨタ以外のメーカーが製 造した車の事故の被害者だった。

NHTSAは過去10年で意図しない急加速に関連した苦情1万 5174件を受け付けており、1980年以降はこの現象で141件の調査 を実施したが、うち112件は是正措置を講じることなく調査を終了し た。車の安全性向上を提唱する専門家らは、NHTSAが衝突事故は 運転者が誤ってアクセルを踏んだためだとの結論を繰り返し、これが 政策的立場となったため、調査官があまり苦情を真剣に受け止めない 状態を招いたと批判している。

NHTSAはこれまで、トヨタ車以外の死亡事故件数は開示して いなかった。死亡事故に関係した車両数ではトヨタの51件に次いで、 フォードが20件、クライスラーは12件だった。フォードの広報担当 のサイード・ディープ氏は、同社車両に安全性に関する特定の傾向は 確認していないと説明している。

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