英首相、保守党への攻撃姿勢強める-世論調査で支持率の格差縮小

ブラウン英首相は野党保守党が主 張している予算削減計画を実施すれば、「景気回復を損なう恐れがある」 として、保守党攻撃の姿勢を強めている。最新世論調査で与党労働党 が総選挙後の英議会で最多議席を占める可能性が示されたことが影響 している。

14日付の英高級日曜紙サンデー・タイムズに掲載されたユーガブ (YouGov)の世論調査によると、支持率は労働党が33%、保守 党は37%、自由民主党が17%。選挙区間で票格差があるため、定数 650の英議会での議席配分は労働党302議席、保守党277議席となり、 どの政党も過半数を確保できない見通しだと、同紙は伝えた。誤差は 明らかにしていない。

英国がリセッション(景気後退)から脱却するなかで、保守党の 支持率は今年に入って落ち込んでいる。保守党の広報担当者は14日、 過去最大に陥っている財政赤字削減の緊急性をあらためて表明すると ともに、労働党と労働組合とのつながりを批判した。

ユーガブの幹部、アンソニー・ウェルズ氏は自身のブログで、「保 守党が財政赤字を実際に削る可能性がより濃厚だと国民はみているが、 これは必ずしも政治的にはプラスでない」と指摘した。

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