AOKIH株7連騰で1年半ぶり高値、紳士服回復と多角化進展評価

紳士服業界2位のAOKIホール ディングス株が7連騰。一時前週末比6.6%高の1230円と2008年9 月22日以来、約1年半ぶりの高値を付けた。景気回復を先取りする動 きに加え、カラオケやブライダルなど多角化の動きを評価、投資家の 買いが継続している。

独立系調査会社ティー・アイ・ダヴリュの西村尚純シニアアナリ ストは、「ちょうど事業ポートフォリオが出来つつある段階で、紳士服 一辺倒からカラオケやブライダルなどほかの事業で紳士服の低迷を補 える経営体制になった」と分析。投資判断「2プラス(やや強気)」を 維持している。

TIWによると、AOKIHの今期(2010年3月期)の連結営業 利益予想78億円のうち、3分の1近くは多角化事業でねん出する見込 み。2月10日公表の9カ月累計(09年4-12月)連結決算では、営 業利益54億円のうち、紳士服が20億円(前年同期比26%減)、ブラ イダルが21億円(同28%増)、カラオケなどエンターテインメントが 13億円(同22%増)だった。

西村氏は、AOKIH株を景気敏感株の典型と指摘。「成熟する紳 士服マーケットにあっても、同社は勝ち組2社の一角を占めており、 景気回復期にシェアを保ちながらスーツの販売枚数を伸ばせる」との 見方を示していた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE